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腰痛は現代病

 

あなたは腰が痛むことはありませんか。腰の老化は20代後半から始まるといわれ、年齢とともに腰痛になる人が増加していきます。近年腰痛患者が増えているそうですが、その背景には身近な原因が潜んでいます。

 腰痛の原因は大きく分けて3つあります。

1. 背骨に負担をかける姿勢
猫背やお腹を突き出した姿勢、胸を反らし過ぎた姿勢、中腰の姿勢、1日中デスクワ−クをする方やドライバ−など背筋を伸ばした姿勢がとれない場合や立ち仕事が多い方も腰に負担をかけます。

2. 肥満
太りすぎによる体重の増加は、お腹を支えるために腰に負担がかかります。特におなかが前につきでるような体型の方は痛み(腰痛発作)をおこしやすくなります。妊娠中の女性の方も同様です。

3. 慢性的な運動不足による筋力(腹筋や背筋)の低下
交通が発達し歩く機会が減り、働く場所では機械化が進んだことによって、必要最小限の動作ですむようになりました。その結果、自ら身体を動かす機会をつくっていない人は、慢性的な運動不足による筋力の低下がおきています。

 腰痛は人間が立って歩くようになってから起こり始めたといわれています。腰痛は痛みがないと意外と忘れてしまいがちですが、ご自身の生活を振り返り、見直してみましょう。普段のちょっとした心がけでかなり予防できます。

<腰痛を予防するための日常生活のコツ>

毎日の生活の中で正しい姿勢を心がけ、腰に負担となる姿勢や動作を避けるように注意しましょう
正しい立ち方を意識しましょう。あごをひいて、背筋を伸ばし腹筋に力を入れると自然に姿勢がよくなります。
坐っているときは前かがみにならず、腰、膝が直角になる高さで、足の裏が床につく椅子の高さにしましょう。
中腰の姿勢の多い方はなるべく前かがみにならないように、膝を曲げて腰を落とし負担がかからにようにしましょう。
肥満を解消しましょう
妊娠中の方は姿勢に気をつけ、特に妊娠後期におこる腰痛は骨盤の靭帯のゆるみが原因のこともありますので、安静にしましょう。
日頃から身体を動かし、運動するようにしましょう
運動まではできないという方でも普段からなるべく歩き、またエレベ−タ−などに頼らず階段を利用するように心がけましょう。
立ち仕事の多い方やドライバ−は仕事の合間に、軽い体操やストレッチなどをして、腰の負担を軽減しましょう。
腹筋や背筋を鍛えましょう。

オムロン 健康作り講座より     ビーイング・サポート・マナ 小池 由佳子

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2003年7月更新